「望むべくもない」まさお三月
「望むべくもない」まさお三月
新書館/ディアプラス・コミックス
来るもの拒まずの女性関係のだらしないろくでなし攻めと、
呆れながらもずっと想っていた幼馴染みの受けのお話。
ずっと自分を好きだった相手と、身体の関係を持ってしまい、
告白されて自分も相手を好きだった事に気付く攻め。
両想い!ゴールイン!とは行かず、気持ちを証明すると言って、
頭お花畑で結局何もせず罰が当たり…と派手さではなく、展開で魅せる見事さったら!
受けのあまり変わっていない表情で本気度が分かったり、兄に嫉妬したり、
実は好きだったよね!?という要素の散布に一々食いついて萌えてしまう。
出会いの小学生から、恋の始まり、大人になってバカップルにおさまるまで、
二人の丁寧な成長記録が拝める。
ろくでなしだった攻めが、社会人になっても振り回されている姿は微笑ましい。
あれ?一途?ピュア?ってなる。
備考:受けの可愛さに、攻めと一緒のポーズをとってしまう。